建設現場での労災事故を防止するためには、KY活動の徹底が重要です!

皆さま、こんにちは

湖東地域を中心に、滋賀県、近畿地方全域で機械設備やプラントの配管工事一式を行っている谷口工業です。


皆さんは、建設現場に対してどのような印象を持っていますか?おそらく多くの方は、「危険」「事故が多そう」というイメージを抱いているのではないでしょうか。


確かにそのような一面はあるのですが、事故は工夫によって防ぐことができます。中でも重要なのが「KY活動」です。ここでは、建設現場で事故が起きる理由や、谷口工業も力を入れているKY活動のポイントをご紹介します。




■建設現場で多い事故とは?

国の統計にも現れていますが、建設業界は他の業界に比べて事故が起こりやすい傾向にあります。事故の種類で上位を占めているのは、墜落・転落はさまれ・巻き込まれです。これは高所作業が多いことや、鉄骨などの重い建材を扱っていることが関係しています。建設現場は常に危険と隣り合わせなのです。


そのため、細心の注意を払って作業に当たらなければ、取り返しのつかないことになりかねません。事故の防止こそが、建設現場で最も大切なことといってもいいでしょう。建設現場でよく見かける「安全第一」の標識は、ただの飾りではないのです。




■事故を引きこすのは「不安全行動」と「不安全状態」



建設現場は確かに事故のリスクが高い場所ですが、何もしなくても勝手に事故が発生するわけではありません。大抵の場合、事故の発生には「不安全行動」「不安全状態」が絡んでいます。それぞれどのようなものなのか確認しておきましょう。


・不安全行動

不安全行動とは、自分や周囲の安全を阻害する(意図的な)行動のことです。たとえば、安全装置の無効化、機械の指定外での使用、運転中の機械の掃除や点検、安全措置を怠る、自ら危険な場所に近づく……。こういった行動は非常に危険ですが、長年の慣れや過信、焦り、面倒臭さなどから取ってしまいがちです。


・不安全状態

不安全状態とは、機械や物が文字通り不安全な状態になっていることをいいます。建材・保護具・服装・安全装置などの欠陥がわかりやすい例です。他にも、物の置き方や作業場所・作業環境の欠陥、作業方法の欠陥なども事故につながります。




■谷口工業ではKY活動に力を入れています!



谷口工業では、決して労災事故を引き起こさないよう、日々の安全管理を徹底しています。その基本であり、最も重要ともいえるのが「KY(危険予知)活動」です。


KY活動とは、文字通り建設現場の危険を予知する活動をいいます。前述したように、労災事故は不安全行動や不安全状態が原因で引き起こされることがほとんど。そのため、危険なポイントを事前に確認し、不安全行動や不安全状態をなくすことで事故を防止しようというわけです。


具体的には、朝礼やミーティングなどで現場の仲間が集まった際、「今日の現場はここが危険だ」「じゃあこうやって作業を進めよう」「ここには近寄らないようにしよう」と意見を出し合います。「そんな基本的な内容は確認するまでもない」などと考えてはいけません。なぜなら、その「基本」を怠ることが不安全行動・不完全状態であり、最終的な結果が労災事故だからです。


谷口工業でも、常日頃から作業に入る前に現場作業員を集め、危険なポイントをしっかりと共有するようにしています。また、組付けの作業時には、稼働中の設備との接触が起こらないように養生を用いるなど、常に危険を避けるための対策を取っています。こういった、一見単純なKY活動の徹底こそが、労災事故防止の要なのです。



滋賀県犬上郡の谷口工業では、元請け会社様からのお仕事を募集しております。配管工事業者としての歴史は長く、徹底した安全管理によって創業以来事故ゼロを達成してきました。従業員へのコンプライアンス教育も推進し、常に責任感を持って仕事に臨んでいます。


また、1級管工事施工管理技士をはじめ、資格保有者が多数在籍。安全と品質を両立させた、精緻な施工ができるのが何よりの強みです。自社工場を保有しているため、設計から製作、配管加工、施工などの一式を自社完結させられます。技術力が高く信頼できる下請け業者をお探しの時は、お気軽にお声がけください。